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AI-OCR導入の流れ

AI-OCR導入の流れについて説明します

 AI-OCRプロダクトの本稼働開始にあたり、お客様からのご提出物の受領、AUDER側での事前調整、お客様側でご対応いただく環境セットアップ、疎通テストを経て、実際のご利用開始に至ります。各ステップの内容は以下の通りです。 

 

1. お客様からご提供いただくもの

導入準備を進めるにあたり、以下をお客様よりご提出いただきます。

①申込書
  • ご契約のための申込書です。規約をご確認いただき、申込書に必要事項の入力をお願いいたします。
  • ※デモ実施の際はNDA締結のみで問題ございません。

 

②帳票サンプル

  • レイアウトや項目構成を確認し、読取り設定のために必要となります。
  • AI-OCRによる読取り対象となる実際の帳票(発注書・納品書等)のサンプルを数パターンご提供いただきます。

  • ※各帳票のどの項目を読み取るかは後述の設計書(『AI-OCR_IF設計書(Excel)』)に記載箇所がございます。

 

③各種マスタ

  • 『マスタ設定ファイル(Excel)』に各種マスタ設定をご入力いただきます。

    • 商品マスタ:帳票内の商品コード・品名、規格等を正しく認識・突合するために必要なマスタデータです。取引先と自社の商品マスタの紐づけ情報があれば、貴社商品マスタに変換してデータをお返しすることも可能です。

    • 取引先マスタ:発注元・納品先等の取引先情報を突合するためのマスタデータです。

    • 産地マスタ:帳票内に産地情報が含まれる場合は、これらのマスタも合わせてご提供ください。

 


④実績データインターフェース設定書

  •  『AI-OCR_IF設計書 (Excel)』に読み取り項目についての仕様を入力・選択します。

    • 読取り結果を実績データとして連携する際の仕様(項目定義等)を記載した設定書です。原則、AUDER側でCSVを生成しS3上に配置する方式となります。

    • 帳票の受取手段(複合機からの取込みか、PDFのS3配置か)、既存システムとの連携範囲なども設定します。
    • ※詳細は後述の「2. AUDER側事前調整事項」をご参照ください。

       

⑤利用ユーザーのアカウント設定用メールアドレス

  • 『マスタ設定ファイル(Excel)』の「その他」シートにアカウント発行に必要な情報を入力いただきます。

    • AUDER側でアカウントを発行するためのメールアドレスをご準備いただきます。

    • ユーザー数分のご準備が難しい場合は、共通のメールアドレス1つでの運用も可能です。

       

 

2. AUDER側での事前調整事項

お客様からのご提出物(マスタ設定ファイル/IF設計書)を受領後、AUDER社内にて以下の調整作業を行います。

 

ご提出いただいた『マスタ設定ファイル(Excel)』をもとにマスタ設定を行います。

① マスタ取込

  • ご提供いただいた各種マスタをAUDERシステムに取込みます。これにより、帳票読取り結果と各マスタとの自動突合が可能になります。

② 信頼度調整(AIによる読取り信頼度の抽出)

  • マスタ取込後、ご提出いただいた帳票サンプルを用いて、AIによる文字認識の信頼度(読取り精度)を抽出・調整します。誤読リスクの高い項目を洗い出し、後続の運用フローにおける確認基準を設定します。

 

ご提出いただいた『AI-OCR_IF設計書 (Excel)』『マスタ設定ファイル(Excel)』をもとに、以下の設定を行います。

③ 帳票取込インターフェース設定

  • お客様からの帳票受取手段に応じて、以下いずれかの設定を行います。

    • 複合機からのメール転送による取込み設定
    • PDFのS3配置による取込み設定(お客様側はコマンドまたはWebアップロードでS3へ配置)

④ 実績データインターフェース設定(AUDER側)

  • 読取り結果を実績データとして、原則CSV形式でS3上に配置する設定を行います。お客様側では、以下いずれかの方法でご利用いただけます。

    • S3から直接コマンドで取得する
    • AUDERのWeb画面からCSVをダウンロードする

 

⑤ 利用ユーザーのアカウント設定

  • お客様からご提供いただいたメールアドレスをもとに、AUDER側で利用ユーザーのアカウント発行・権限設定を行います。

 

 

3. 顧客環境セットアップ(お客様にてご対応)

以下はお客様側でご対応いただく必要がある項目です。事前にご準備・ご調整をお願いいたします。

① 帳票受取手段の設定 (『AI-OCR_IF設計書 (Excel)』に記載)
帳票のご提出方法として、以下いずれかをご選択・ご準備いただきます。

  • 複合機からの取込み:複合機側でのスキャン設定(スキャン to メール機能の有効化)、転送先メールアドレスの登録、社内メールサーバー・セキュリティポリシー上での許可設定(送信元/宛先の許可リスト登録等)
  • PDFのS3配置:コマンドによる配置、またはWeb画面からのアップロードのいずれかをご利用いただけます。コマンドでの配置を希望される場合は、認証情報の設定等をご対応いただきます

② 実績データインターフェース設定(お客様側)(『AI-OCR_IF設計書 (Excel)』に記載)

  • S3からのデータ取得を利用される場合、既存システム側での受信設定(認証情報の設定、取得スケジュール、フォーマット確認等)をご対応いただきます。

  • Web画面からのダウンロードのみをご利用の場合、本設定は不要です。

③ 利用ユーザー用メールアドレスのご準備 (『マスタ設定ファイル(Excel)』に記載)

  • AUDER側でのアカウント発行に必要なメールアドレスをご準備・ご提供ください(ユーザーごとの個別アドレスでも、共通アドレスでも可。

  • アカウント自体の設定はAUDER側で対応します)。

④ 運用ルールの設定

  • 社内での運用ルール(通常運用フロー、読取り誤りが発覚した場合の対応フロー)を整備いただきます。

  • 以下「標準運用ルール(参考)」をベースに、貴社の体制に合わせてカスタマイズしてご活用ください。

標準運用ルール(参考)

通常運用フロー

  1. 帳票を取込む(複合機経由、またはPDFのS3配置)
  2. AUDERの一覧画面で、信頼度が「低〜中」の項目を確認し、修正・確定する
  3. 信頼度が「高」の項目についても確定する(必要に応じて全件確認も可能)
  4. 「CSV実績出力」ボタンを押下する
  5. Web画面からCSVをダウンロードする(またはS3から取得する)

異常系フロー(読取り誤りが発覚した場合)

  1. 誤りを発見した場合、まず関係部署へ連絡し、一次対応を行う
  2. AUDER側へ連絡し、誤読の理由を確認する
  3. 必要に応じて、信頼度調整やプロンプトチューニングを実施する

 

4. 疎通テスト

  • 本稼働前に、以下の一連の流れが正常に機能することを確認します。

  • 帳票の取込み(複合機経由、またはPDFのS3配置) → AUDERでの読取り → 一覧画面での修正・確定 → 実績確定 → 実績出力(CSVダウンロード/S3配置)

  • 上記フローを通しでテストし、問題がないことを確認します。本疎通テストの完了をもって、本稼働判定完了とします。

 

 

5. 本稼働・フォローアップ

  • ユーザートレーニング
    • 実際の操作画面を用いた使用方法のご説明
    • マニュアルもご参照ください。
  • 本稼働開始
    • 疎通テスト完了後、本稼働を開始します
  • 本稼働後サポート
    • お問い合わせは原則チャットでのご対応となります。
    • ただし、有償オプションにて電話対応もご選択いただけます。担当者にご相談ください。
  • 1か月後オンボーディングミーティング
    • 本稼働開始から1か月経過時点で、運用状況を確認するミーティングを実施します。
    • 読取り精度等の状況を踏まえ、必要に応じて信頼度調整やプロンプトチューニングを実施します